軍艦島に行け!!
先週末
観光関係の仕事で
長崎市に行ってきました
で 最終日に
長崎市の「端島(はしま)」に上陸し
観光ガイドの
案内を受ける機会がありました
ここは元来
海に顔を出した
水成岩の瀬だったそうですが
炭鉱発見により
周囲が6回にわたり埋め立てられ
護岸堤防の拡張とともに
鉄筋コンクリート造の高層アパートや
小中学校
病院 パチンコ店
果てはスナックや遊郭までも備えた
要塞都市的に変貌した
人工の島です
1974年 炭鉱閉山により
島の人口はゼロになりましたが
当時の建造物は
台風の波浪に朽ちながらも
かろうじてその姿をとどめ
現在は船で上陸し
その一部を肉眼で捉えることが
可能です
長崎港ターミナルで乗船し
しばらく行くと
別名「軍艦島」の
異様とも言える姿が
眼前に迫ります
軍艦島の由来は
島の外観が
軍艦「土佐」に似ていたためです
上陸すると
荒涼とした景色が広がります
島にはプールの跡などもあり
ガイドの方から
「最盛期には5,300人 東京都の9倍の人口密度に達した」
という説明を聞き
当時の人達は
どんな思いで生活をしていたのだろうと
複雑な気持ちになりました
2009年1月
世界遺産暫定リストの
構成資産の1つとして掲載された
長い眠りの島は
我々に強烈なインパクトを
与える場所でした
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