ミノーメイキング(気がついたこと)
今回、ミノーを作って思ったこと、気がついたこと。
(実際にミノーを作ってみたことがある方でないと、あまりピンとこない内容かもしれませんが・・・)
1 セルロースにドブ浸けしてから、下地のホワイトを塗るのは面倒だ
これは、最初からセルロースに第1石油類のホワイトラッカーを混ぜて、いわゆる「ホワイトセルロース」の状態にしてドブ浸けすると、2工程が1工程に短縮できるようです。次回、試してみます。
2 アイレットとフックアイは余裕をもって作る
ラインを結ぶアイレット、フックを付けるフックアイは、ボディーから多めに出さないと、コーティングの途中で埋まってしまいます。しかも、うまくカッター等で削らないと、ボディーに水が浸みることになります。
ちょっと出すぎかな?と思うくらいにアイレット等は長めに作る必要があります。
3 リップの溝は難しい!
コーティングも終わり、最後の工程としてリップの穴をあける時、結構曲がってしまいます。
逆にコーティング前、ボディーの作成途中で溝を切ろうとしたら、ボディーがナイフに引っ張られて大破してしまいました。
よ~く切れるデザインナイフで、最後に慎重に穴をあけるのが一番良いのかもしれません。
4 リップはシンプルに
市販のリップは、丸型のかっこいいリップが付いています。
しか~し、自分で丸型のリップを削るのはかなりの手間。整形するのにも時間もかかります。
ちょっと前のいわゆる三角リップの方が、見た目は少し劣るかもしれませんが、量産には一番適しているように感じました。
5 アルミは薄めがカッコいい
今回は裏面に粘着テープの付いた、アルミテープを使用しました。
これは お手軽に貼ることが出来て便利なのですが、結構厚みがあるため、曲面に張るとシワが目立つ感じです。
究極のハンドメイドを目指す方は、やはり薄いアルミホイルを使ってウロコ模様を出した方がキレイに仕上がると思います。
6 まとめて作ろう
ルアーを1こずつ作ると、途中の工程で失敗した時にリカバリーできなくなります。
5~10個単位で作成した方が、何かアクシデントが発生しても対応できると思います。
まぁ~、こんなところです。
渓流シーズンが終ったら、海用ミノーも作ってみたいと思ってます。
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